大手求人サイトの調査によると、正社員で働く女性の平均年収は200万円~300万円程だと言われています。
年代ごとに見てみると、20代は300万円弱、30代は400万円弱、40代になると400万円を超えるというデータもあります。データを分析してみると、35歳以上で年収が高くなっていることがわかります。つまり、キャリアを積むことで給与が上がっていっているのです。成果を上げれば、女性もきちんと評価される社会になっているということがわかります。
ただ、女性の場合はキャリアを重ねるうえで避けて通れないのが妊娠・出産です。どうしても、ここでいったん仕事から離れざるを得ないというケースは少なくありません。
こうした点も見越し、現在の仕事でも、将来的に転職することになって場合でも使えるスキルや知識を蓄えておくことが、将来を考えると必要だと言えます。
その際、対人コミュニケーションやロジカルシンキング、マネジメントといったビジネススキルであれば、どんな職種であっても大いに役立つため、今現在何を学べば良いか迷っている人にはおすすめです。
また、専門知識を身につけるのであれば、経理、人事、労務など、どんな業種であっても企業に必要とされるものの知識を得るのが良いでしょう。スキルがあれば、働ける会社の選択肢を増やすことに繋がります。
こうした強みを持たないまま継続勤務や転職を行った場合、年収アップの可能性は低いかもしれません。一般的なスキルと専門知識を組み合わせればさらに選択肢は増え、フリーランスとしての独立や自身で起業するという道を選ぶことができるようになる可能性も出てくるのです。